『バイバイ 代表取締役はひきこもり』を読みました。
[2012年05月10日] 
元祖サラリーマン不動産投資家の藤山勇司さんの 
  バイバイ! 代表取締役はひきこもり 
を拝読いたしました。 
藤山さんとはセミナーでご一緒させていただいたこともあり、初めてお会いしてからかれこれ、、、何年たったことでしょう?? 
サラリーマン大家さんとして有名な藤山さんですが、歌のCDを出されたり、小説を書かれたり、とっても多才でいらっしゃいます。 
そんな藤山さんがどんな小説をお書きになるのか、最新刊を読んでみたというわけです! 
最初は 
「少々間延びする感じだな~」 
なんて思ったのですが、スピード感が徐々に高まり、いかにも作り話っぽい設定の中に、妙にリアリティのあるビジネスの話が展開していくので、本当に面白い! 
不動産、ビジネス、そしてちょっぴり怖い世界(笑)まで知り尽くした藤山さんならではの、不動産エンターテインメント小説ともいえる内容なのです。 
ひきこもり成年と元極道と元社長の3人が、ハローワークで偶然知り合い、一緒に会社を経営していくことになるというストーリー。 
最初のビジネスがうまくいって1億円を手にするのですが、すったもんだがあった挙句、特別売却物件をめぐる騒動に発展し......。 
(特別売却というマニアックなネタが出てくるところも面白い!) 
また、ところどころに人生を考えさせられるようなセリフがおしつけがましくない程度にちりばめられているのですが、そこから藤山さんのお人柄が見え隠れするようで、不思議な心地よさを覚えました。 
そして実は、私はこの本を読んで、新しい企画がいろいろと頭の中に浮かんできました。 
もしかすると、仕事に行き詰っている人に良く効く一冊かもしれません! 
今日もそれぞれにお疲れ様。 
世界中に素敵な日々が訪れますように。 
世界中が素敵な笑顔で満たされますように。 
 
  
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