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『道をひらく』に再び目を通して。

[2011年09月27日]

 この日本の国に
 活力にみちた青春をもたらさねばならない
 勤労者も 学生も
 経営者も 家庭の主婦も
 あらゆる職業の あらゆる人びとが
 自分の殻をぬぎすてて
 みずみずしい光の中へ躍り出よう
 日本人すべての 平和と幸福と繁栄の道を
 躍動する心で 今こそ真剣に考えるのだ


本物の言葉は、時を経ても色あせず、
人生の本質は、いつの時代も変わらないということなのでしょうか。

冒頭の文章は、松下幸之助先生の『道をひらく』に記されているものです。

道をひらく
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「はじめに」を見ると、出版されたのは昭和43年5月となっていますが、現代の世の中に投げかけられた言葉のように思えてなりません。

『道をひらく』には、素晴らしい言葉がちりばめられているので、ことあるごとに読み返しています。
数日前に読み返したときに気になったのがこの文章でした。

勇気が湧いてくる気がします。
希望が見える気がします。
背中を押してくれる気がします。

"力み"をやわらげ、"力"をくれる。
私にとって『道をひらく』にはそんな効用があるのです。

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